第29回 採用篇8 新卒の優秀さに驚く~上海華亭伊勢丹
第29回 採用篇8 新卒の優秀さに驚く~上海華亭伊勢丹
伊勢丹の合弁企業、上海華亭伊勢丹も大学生の新卒採用を重視している。同社も96年度の採用活動にあたっては伊藤忠商事と同じ情報誌を利用した。人事・教育担当副総経理がみずから300人以上の学生と会った。
これまでも中途では大卒者の採用経験はあったが、新卒にメディアを使って広く呼びかけたのは初めて。同副総経理は「明るくて頭が切れて、なおかつ売場の第一線でやろうという意志のある学生がたくさんいたので驚いた」と話す。
中国の大卒者の場合、一般に現場での仕事を嫌う傾向が強い。副総経理は面接で「百貨店というのは見かけは格好よさそうでも、毎日掃除だよ。ぞうきんがけだよ。段ボール箱担げる?」と現場での仕事を再三強調した。
「それで来なくなった人もたくさんいたが、相当ふるいにかけることができた。売り場の仕事に興味を持っている優秀な人がたくさん来てくれたのがうれしい」と語る。
最終的には上海交通大学の学生など8人を採用したが、同副総経理は「この人たちはいったい今までどこにいたのか。正直に言って上海の若者に対する見方が変わった」と話す。
※文中のデータや法律などは執筆時点のものです。中国の動きは速く、現在とは状況が変わっている部分があると思われます。その点はご留意のうえ、ご愛読をお願いいたします。
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コメント
田中さんの文章を見ると、とても参考になります。実は、私は、2007年の大卒者の一人なんで、専攻は日本語です。今は、求人会を駆け巡る時期です。先先週、ソニ2007年キャンパス求人会に参加して、採用してくれるかどうかはわかりませんが、いい経験になることは言うまでもありません。
冷え込む毎日なので、どうぞ、お体にお気を付けください。
投稿: 梁 | 2006.12.03 15:08
中国の大学生は基本的に現場嫌いの教育の中に育ててきた者であり、現場の仕事の楽しさがわからないのも事実であります。日本の現場主義を企業文化として定着させていれば、日本より効率良くできると確認があります。但し、日中文化のギャップで、なかなか納得することが難しいのも事実であります。でも現場の仕事の真髄を理解させて、お客様の笑顔を見て、楽しく仕事してもらうことが長期的に間違いないであろう。
投稿: 徐旭初 | 2005.10.24 14:49